マンガ紹介「健康で文化的な最低限度の生活」生活保護をめぐる熱血ヒューマンマンガ!!

おすすめマンガの紹介です。
今回は「健康で文化的な最低限度の生活」です。

2018年にドラマ化されたマンガです。

役所で生活保護の窓口をしている公務員の物語です。

公務員になったばかりの女の子が、ハードワークで有名な「福祉事務所生活課」に配属され、四苦八苦しながら仕事をする様子を描いています。

福祉事務所生活課は生活保護を支給する/しないを判断します。

生活支援を受けるには財産がない、就職して働く意思がある、生活支援してくれる身内がいない等の条件があり、条件を満たしているかの判断をします。

また、支援が決まった後も就職活動を継続しているかなどをチェックしています。

そこで起こる生活支援を申請してきた人との物語を描いています。

生活保護は税金から出ていますので、無駄使いしない様に慎重に審査する必要があります。

ですが、生活支援を受けに来る人は、生活保護を受けれるかどうかは死活問題となります。さらに申請者は色々な問題を抱えているケースがあり、色々なトラブルが発生します。

過去のトラウマが原因で突然発作が出るのでまともに働けない。それを最初から話してくれればすんなり申請を受理するのだが、発作が出る程のトラウマなので申請時に話せない。そうすると理由もなく働かないとなり申請は受理できないとなる。ドライに淡々と不受理としても良いのですが、主人公は本当に生活保護が必要なのか全力で申請者と向き合います。

全力で向き合うからこそ発生する色々な出来事がこのマンガの見所です。

不自由なく恵まれた環境で育った方に「日本にもこんな世界があるんだ!!」と読んでほしいマンガです。

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