マンガ紹介
2007年から2020年10月現在もモーニングで連載中の長寿サッカーマンガです。
2010年にテレビアニメ化もされています。なぜかNHKでアニメ化された様です。TVサイトはこちら。 アニメはU-Nextの見放題でも見れる様です。
弱者が強者を倒す!!それが「ジャイアントキリング」です。弱小プロサッカーチームの監督が様々な戦術を駆使してチームを強くしていきます。
オフシーズン、シーズン中のチーム作りが面白い
サッカーマンガとしては異例の監督が主人公のマンガです。
監督が主人公である事から試合中のピッチ上以外にもスポットライトを当てているマンガです。
監督だけでなく、チームスタッフ、裏方についても描かれています。
サッカーマンガと言うと試合や選手の練習にスポットライトが当たっている事が多いので、それ以外の事も書きたかったマンガなのかなと思います。
サッカーファンとしてはあまり知る事のない裏方の事がわかって非常に面白く、ありがたいマンガです(Jリーグのチームに取材しているのでそれなりに実際に起こっている内容だと思います)。
シーズンがおわってからキャンプ開始までに監督招聘、選手の契約更新など組織の体制を決めます。
次に監督、選手が集まってシーズン前の練習、キャンプが始まり、チームの戦術、闘い方、レギュラーメンバーが決まります。
そこからシーズンが始まると毎週試合が行われます。
各試合が終わると終わった試合の問題点を洗い出しつつ、次の対戦相手の分析をしてどう戦うかを考えます。
そこから次節の戦い方を選手に練習させます。
これがシーズン中ずっと続きます。
面白いのはチームコンディションによってやる内容が変わります。
調子がいい時は対戦相手に合わせた練習でも自チームの戦術固めや新しい戦術の投入などができます。
ただ、調子が悪い時は戦術の練習まで行きません。
連敗中は自信を無くしている選手が多いので、メンタルフォローをする事もあります。
選手間どうしでいざこざが起こりだしたら、仲裁も必要です。
試合が終わってから次の試合までの一週間なんてあっという間なのがわかります。
Jリーグを見ていて先週と同じ失敗をするななどと思ってしましってすみません(>_<)立て直しは簡単じゃないんですね。
監督の描くチーム戦術が面白い
チームの状態が落ち着いてくると相手チームとの戦術の駆け引きができる状態になります。
相手の良い部分を消して自チームの良い部分を活かすというやつですね。
そんな試合も連取段階から描かれてます。
相手のキーマンは誰で誰がどうつぶすか、そこからどうやって自チームの攻撃につなげるのか、そんな試合もあります。
「GIANT KILLING」を読んでJリーグの試合を見るとあぁ、マンガでやってたやつだなぁなんてシーンがあるかもしれません。
著者紹介
著者は2人います。
原作 ツジトモ、原案 綱本 将也です。アニメでは原作 ツジトモ、原作/原案 綱本 将也となっています。
連載開始時は綱本さんが原作、ツジトモさんが作画でしたが、途中(10巻)から原案 綱本、原作 ツジトモになった様です。
ツジトモ
『earlyモーニング』にて「GHOST」が読切漫画として掲載され、これがデビュー作となった。その後、再び『モーニング』誌上にて、プロ野球を題材にした読み切り漫画「スリーストライクス」を掲載した。
ウィキペディア(Wikipedia)より
読切を2つ出した後に『GIANT KILLING』の連載を始め、そのまま大ヒットとなったマンガ家の様です。
特に自身のホームページなどはありませんでした。
綱本 将也
マンガの原案者です。原案者なので画は書いていません。どのマンガでも原案だけ担当しており、作画は別の方が行っています。
主な作品では「U-31」、「Mr. CB」 など他にもサッカーマンガを書かれています。
雑誌「フットボール批評」で『ゴール裏センチメンタル合唱団』なるコラムを描かれていました。
かなりのフットボール好きですね(サッカーが好きな人はサッカーの事をフットボールと呼びます)。
お勧め購入方法
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