お勧めマンガの紹介です。
今回は『コウノドリ』です。
マンガ紹介
出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ——。
モーニング公式サイトより
総合病院 産科で起こる様々な出来事を描いたマンガです。モデルとなった病院も存在しており(作者の奥様の出産担当医がモデル)、病院での出来事がとてもリアルに描かれています。
2012~2020年までモーニングで連載され、単行本は32巻を持って完結しました。かなり長い間連載しており、モーニングの看板作品の1つでした。
2015年、2017年にTBSでドラマ化されています。2度ドラマ化されている事からも人気がある事がわかります。
リアリティが高く出産の大変さと感動が味わえる
実在する先生をモデルにしているだけあり、リアリティはかなり高いです。
出産に関るトラブル、対応方法は当然ですが、出産時の母親、父親の心情、医師の心情、助産師の心情なども詳しく描かれています。
赤ちゃんが未熟児で生まれて来た場合の両親の心情などは見事です。
子供ができると喜んでいたら未熟児だった・・・。最初は当然五体満足な子供を想定しているので、未熟児だとわかった時の親の心境は複雑です。
子供の将来を案じて生んで良かったのか悩んだり、自分の赤ちゃんとしてを受け入れられなかったり、素直に子供を愛せない自分に悩んだり・・・。
そんな心境が描かれています。
また、子供の生命力には度々感動させられます。
早産で生まれて来た子供には体が十分に育っていない子がいます。その場合、大きくなるまでNICU(新生児集中治療室)で育てます。
親は小さい体を見て、早産した事を後悔します。子供が無事成長するのか不安で一杯の状態です。
でも、子供はそんな事は関係なく、大きくなろうと必死に生きています。小さい体で必死に強く生き様とする姿は、本当に感動させられます。
作り話だとどうしても所詮マンガと思ってしましますが、リアリティが高いので素直に感情移入でき、素直に感動できます。
たまに涙が出てしまうので、家で読む事をお勧めします(笑)。
感動を求めている方、出産について勉強したい方にお勧め
感動を求めている方には是非お勧めです。
難しい出産を乗り越えて命が生まれるお話なので感動しないはずがありません。お子さんがいる方なら感動間違いありません。
また、これから出産をされる方にもお勧めです。現代では出産は安全、安心なイメージですが、本来とても難しい事です。『コウノドリ』を読むことで色々なリスクがある事が学べます。
また、父親になられる方であれば、出産がいかに大変であるかがわかります。
ほとんどの男性は子供が生まれても1年位は父親の実感・自覚がありません(そういう物らしいです)。子供が動き回ったり、喋れる様になってやっと父親の出番が来たかといった感じです。
ですので出産はさらに他人事です。考えているのは出産に立ち会うかどうか位です。
『コウノドリ』を読むと出産のリスク、母親の負担が理解できます。また、母親に対する父親の役目も理解できるのでもう少し積極的に行動してくれる様になると思います。
まぁ、大半は無事出産できると思いますけどね(#^^#)
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